2019-05-17 第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
資料のDにありますけれども、原子炉本体から大体百メートル以上離れたところに、こういう特定重大事故対処施設を設けてこれに対応する、こうなっているんです。 まず、これについてお聞きします。これが完成している原発はどこがありますか。
資料のDにありますけれども、原子炉本体から大体百メートル以上離れたところに、こういう特定重大事故対処施設を設けてこれに対応する、こうなっているんです。 まず、これについてお聞きします。これが完成している原発はどこがありますか。
実は、二年前に既に一号機にロボットを投入しまして、過酷な原発の事故というのは、皆様も御存じのようにチェルノブイリとそしてまたスリーマイルがございますが、チェルノブイリの場合には、原子炉本体が爆破してしまいましたので、石棺状態になっている。一方、スリーマイルは、デブリを取り出しましたけれども、これは、ロボットを初めて投入したのは、六年半かかりました。
○逢坂分科員 すなわち、私が指摘したいのは、特定重大事故等対処施設、こういったものには非常に頑健なものを求めたりしているわけですが、原子炉本体や使用済み核燃料プール、ここが一番の事故の、危険度でいえば一番高いところといいましょうか、事故の発生源という言い方、悪い影響の発生源になる場所であるというふうに私は理解しているんですが、そこへの対応が、この特定重大事故等対処施設に比べると少し手薄なのではないか
○逢坂分科員 いや、私が疑問に思うのは、先ほどの特定重大事故等対処施設というのは原子炉本体のことではありませんよね。うなずいていただきましたので、そうなんだということです。例えばそれは、原子炉建屋との隔離条件があるとか、あるいは、航空機の衝突に対して頑健な建屋に収納する、これは私は、ある一定程度理解はするんですよ。
大きな事故というのは、チェルノブイリ、スリーマイル、そしてこの福島の原発事故でございますが、チェルノブイリは原子炉本体も爆破をしてしまいましたので石棺という形を取っておりますが、スリーマイルは十一年掛けてこの燃料デブリを取り出しました。しかし、この原子炉内にロボットを入れたのは六年半掛かりました。
○井上哲士君 老朽化原発に対して様々な設備を取り替えるなどの対策が行われても、取り替えられないのは原子炉本体なんですね。この原子炉は、常温から三百度前後という広い温度域で使われるために、強くて粘りのある割れにくい鋼で造られているわけでありますが、万一にも割れることのないよう慎重な手順も定められております。
結局のところ、原子力機構から放医研へ量子ビーム、核融合部門が移管されるわけですが、そして再編されるわけですけれども、結局、この原子力機構の前身である日本原子力研究所が担ってきた業務のうち、原子炉本体及びその周辺に関する研究を除いたものが切り離されて、この原子力二法人の統合によって発足した原子力機構が再び分解されるということになるわけですが、今、新しい機構に移管する、でき上がる前に、まずこの原子力機構
日米同盟を基礎としたトルコなどへの原発輸出は、これまでの資機材輸出から原子炉本体のプラント輸出をもくろむ原子力産業界、財界の思惑に沿うものです。 特に、NPT非加盟国で核兵器を保有するインドとの原子力協定交渉は、私が二月の予算委員会で明らかにしたように、まやかしの軍民分離計画のもとで行われています。
○真山勇一君 やはり大変な作業であるというふうには思うんですけれども、ただ、原子炉本体とは別なところの部分で小さなこうしたことが頻繁に起きるということになると、やはり原発に対する、原発全体に対する安全性とか信頼性の問題というのは、現にこれまでも各地の原発で様々ないろんな問題というのが出たわけですね。
○福島みずほ君 しかし、格納容器、原子炉本体の耐震性などの主要部分に関しては見直しをしておりません。 もう一つ、今回、単一のものが故障するということを前提にやっている。しかし、複合で、つまり自然現象など外部事象を共通原因とする同時発生的多重事故、全機能喪失を想定しておりませんね。これは、今回の福島原発事故の教訓を捨象しているんではないでしょうか。
それは、原子炉本体はもちろんですけれども、電気関係の大小さまざまな機械がたくさん入り組んでおりまして、そして、その機械類を膨大な管と線がつないでいるという、そこが大事故を起こしてぐちゃぐちゃになってしまったという映像を見まして、それで、そういった原子力発電施設全体の安全性を求める上での点検、管や線など、細々したねじ、くぎに至るまで、そういったものがちょっとした破損をすることによって放射能に汚染された
ですけど、そのリスクが古くなればどんどん上がるということ、それから事故時には、そういう爆発的な現象があったときには原子炉本体でも決して安全ではないということ、そういうことになるかと思います。 それからもう一つ、避難区域でしょうかね。申し訳ございませんが、避難区域に関しまして、いわゆる放射能の汚染に関して専門ではないので厳密なことを申し上げることはできないと思います。
○内閣総理大臣(菅直人君) 今回の事故の原因、もちろんある段階で徹底的な検証が必要でありますが、少なくとも地震によって原子炉本体が停止をする、あるいは外部電源が途絶をする、ここまではあり得るという認識の下で、その場合には非常用電源、ディーゼルが稼働して冷却機能は維持されるというのが基本的な形であると認識をいたしておりました。
確かに今回二・五倍という想定を超える地震動がございましたが、原子炉本体については、現段階では機能を十二分に果たしたという認識を持っております。しかし、これから調査をして、問題箇所があれば、そのことを反映していかなければならないと考えておるわけであります。
現在分かっているだけでも、損傷、トラブル、不適合は二千八百八十五件、原子炉本体の点検はすべてこれからでありますので、損傷の数はもっと増えるというふうに思います。 問題の地震の揺れでございますけれども、設計値を大きく超えました。設計値の四百五十ガル、これを倍以上上回りまして九百三十三ガルを記録したわけであります。 私は、原発に地震後四回入りました。
○武黒参考人 平成十四年の調査におきましては、種々の原子炉本体にかかわる設備、格納容器漏えい率検査にかかわる状況につきまして調査をするよう御指示がございまして、これに基づいて、本体につきましては昭和六十三年からの十四年間、その他設備につきましては至近の本格点検まで、それから、漏えい率検査につきましては御指摘の直近の検査記録についての調査を対象として行っております。
二〇〇二年の総点検では、原子炉本体を中心に、昭和六十三年までさかのぼりまして記録等の調査を中心に行ったものでございます。 一方で、今回の総点検は、調査の徹底を図るために、設備や期間を限定せずに行っております。
ただ、空調換気系あるいは廃棄物処理系などの一部の施設につきましては引き続き運転をしておりまして、御指摘のとおり、まだ法律改正がされていないということもございまして、原子炉本体の運転中と同様の規制を適用しておりまして、中央操作室には二十四時間体制で運転員が勤務をしているというのは御指摘のとおりでございます。
そして、この原子炉本体だけじゃなくて、冷却水の取水口をどう守っていくかとか、使用済み核燃料貯蔵施設あるいは送電施設、変電施設、資機材の搬入路等の施設ごとに、被害区分に応じた必要な対処の措置を検討しておく、こういうことも必要だと思いますね。
この原発はいわゆるABWR型でありますが、原子炉本体に関しては、さまざまな防護壁、相当厚い防護壁がありますから、それなりに頑丈で、例えばミサイルが横から飛んできたとしても耐えられる可能性があるんだというお話は伺っています。
原子炉自体はそれこそ何重にも防護されているから、建屋がありますが、建屋の中にも、その中の原子炉本体は相当頑丈にできていますから、まずは安全だ、しかしこのプールというのは、我々から見える、ただ本当にプールの中に使用済み燃料が入っているだけですから、そこのところの水が抜かれたら非常に危険だと私は認識をしましたし、その危険性は実はあるんです、そのために水は足りなくなったらすぐにまた補充できるようになっているんですみたいな